Japanese tea ceremony
今日は母のchauffeu(お抱え運転手の意味 driverよりもこっちを使いたい)でお茶会に参加。
これだけの宗派がひとところに集まってお茶会を開くのは全国的にも珍しいのだそうだ。
秋田駅のすぐそばにある公園で行われるのだけど、この長~い階段のせいで、参加者が少なくなってきているらしい。笑
(実はこの長い階段の前に、長い坂がある。)
これを登り切ってもまた階段。笑
茶会はどうしても年配の方々が多いので、大変だ。
でもこの公園だからやって意味があるのもわかる気がする。美しい公園だし。
高校生の姿も結構いたけど、きっと高校の茶道部なんだろうと思う。
私、お茶会は生まれて初めて。
お茶の作法すら知らない。(別に知らないことを自慢しているわけではないけど。笑)
だから見るもの聞くもの、すべてが新しく、楽しい~♪
こんな風に流派ごとに席が設けられている。
チケットは1500円で、3席参加できる。
時間がないなら、お菓子だけもらって帰ることも可能なんだそうだ。
自分が参加している時は写真を撮れないので、こうしてほかの人がやっている時に撮ってみた。
何もかも珍しい。笑
で、私たちの番なのだけど、私は本当に無知なので、後ろに座りたかった。
母が、私の横で真似すればいいわよ!と言われたが、実際に座るときに他のおばさん軍団に押されて母と離れてしまった。。。。
おばさんたちはいい席に座りたいので、押し合いへし合い前に行こうとする。
母のグループはどうもVIPだったらしく(まじかっ!)一番前。
それなのに、一番前で母と離れ離れになって、やばいっ!どうしよう!作法わからん!!!
と思ったが、見かねたおばさんたちが譲ってくれた。笑笑
一番前で写真撮りたかったけど、それはダメなのでじ~っと観察。
超面白い。
まずお茶をたてている横で、説明する人が説明を始める。
お菓子の器はどこどこの誰それの作品。(外国だったぞ笑)
赤い傘の下にある書は誰それのもの。
お茶碗はだれそれのもの。。。。。。とかこんな具合。
私たちのグループの方がVIPなので、その方に一番最初にお菓子やお茶が行く。
その人が食べたら、私たちも食べられる。
お菓子の食べ方。。。母が横からこうやってこうやって。。。と私に耳打ちする。
おもしろい~!!!!
お茶は苦いし、私はそんなに早く飲めない。
母が先に飲み終えて、「ずずっ!」と最後の泡をすすった。
「まじかっ!!!!!!!!!!!!」
とは言わなかったが、周りから聞こえてくる「ずずっ!」音♬
終わりましたの合図らしい。笑笑
これ外国人、できないよね~w
私たちはそういうわけで一番前の席だったので、茶器やいろんなものをよ~く観察できたけど、
後ろの人は見えないので、一席が終わるとこうやって集まる。
何を見てるのかというと。。。。
こういうのを見ているわけで。。
お茶3杯、お菓子3つ食べて、満足。笑
実は抹茶はそんなに好きな方ではない。
でもこの間、タイに帰国した友人が抹茶が好きだと言うので、なぜかうちの冷凍庫にあった抹茶を(その時点でアウト笑)泡だて器でシャカシャカして、とっても泡の大きい、超水っぽいお茶を差し上げて喜ばれた。笑笑笑
あの時自分が入れた抹茶よりは数倍おいしかったのは確かだ。w
3席目は母の流派ではなかったので、こっそり撮影。w
だってほかの若い女性の方も写真撮ってたんだもん~
そのままホテルのチャイニーズレストランでランチをご一緒させていただいて、これまた美味で満足。
もちろん自然と話は茶会の話になるのだけど、いくつかわかったことは。。。
茶会はお金である。笑
VIPの人というのは、寄付をたくさんしている人である。
着物はちょっと粋に着ると、あとで噂の対象になる。
しかも紫の着物だと、超噂の対象になる。
受付にいる方たちは、日傘をさしてはいけない。日傘をさしているとあとで噂の対象になる。お師匠さんによってはそれを許さない。
私はサングラスを外さないといけない。笑
でも着物を着ていないおばさんたちの帽子は許される。アンフェアなことこの上ない。w
もう一度行きたいか?と聞かれれば、別に行かなくてもいい。
ただなんでも一度は経験してみたいタイプなので、いい経験だったなあとは思う。
母のお茶の先生に、お茶に宗教色はあるのか?と聞いたら、無いと言われた。
でも母は、一番上の人はお坊さんの資格を持ってるんじゃないか?と言っていた。
本当はどうなのかはわからない。
英語がらみで、よくお茶会的な事を外国人にする機会があるので、作法の一つも学べばいいのだろうけど、なんせ興味がない。
こういう時は、都合よくアメリカ人になってみる。便利だ。笑
何はともあれ、いい経験だったよ。
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