子供を教えていて思う事
子供を教えていて思うのは、その子の成長が目の前で繰り広げられていくこと。
大人より子供の方が私の達成感が大きいかもしれない。
例えば小学校の頃から教えている子が高校生になり、私があまり使わないような一丁前の単語をポッと会話の中に何気に挟んでくるとか。
基本その子のレベルの英語で話すので、突然予期しなかった単語が出てくるとこっちが面食らってそして苦笑するかんじ。
例えば恥ずかしがって英語を話したがらない子が、英語で話すようになったとか。
私の話していることはほぼわかっている。それはそれですごいし。
でも中学とか高校から子供たちを見てきて、その子たちが就職する姿を見るのはまた別格だ。
ずっと英語が好きで、そういう就職先を見つけたくて、みんな頑張って大人になる。
ここは日本だから、みんなとりあえず大学を卒業したら就職する。
でもきっと彼女たちはそう遠くない将来に、世界に飛び出していくのだろう。
私が何十年も前に日本を飛び出したのは、けして日本が狭いからとか、そういう理由ではなかったけれど、この子たちにとって日本は狭い国なのかもしれない。
時代的に、世界がインターネットでつながって、とってもとっても狭くなって、そうやって考えると私が若かった頃よりは世界に出やすいんだろうとも思う。
何よりも、日本にいなければいけない理由もないしね。
国際結婚をすすめるか?と言われれば答えはNO.
でも世界に出ていくことを止めはしない。むしろ出て行きなさいと勧める。
たくさんいろんなところを見て、感じて、笑って、泣いてほしい。
そして幸せであってほしいと心から思う。
子供、教えるのも悪くないなと思う今日この頃。
私も年を取ってきたのかもしれない。
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