I can beat this cancer ⑭my DR's opinion
主治医との診察の前にもう一つ済ませておきたいこと。
それがもともと診察してくれたclinicの先生のセカンドオピニオンじゃないけど、
その先生の意見を聞くこと。
オンコタイプの検査を受けて、再発率を数字で知ることのメリットとデメリットや
だいたいこの検査をしなければいけないのか?とかね。
ネットの検索上ではすごく私と似たタイプの人がオンコタイプについて説明を求めていて、
それに答えたオンラインdoctorは検査を受ける必要ないでしょうというもの。
だよね~!!!と強く共感してしまう。
さて、私のclinicのdoctorにこれまでのいきさつを説明して、意見を伺う。
先生:抗がん剤、やりたいの?やりたくないんでしょう?
私:やりたくないです。
先生:じゃあ、受ける必要ないじゃない。🤣🤣🤣🤣🤣
今、なんでオンコタイプを勧められてるかっていうと、去年から保険適用になってるからよ。
じゃあ去年より前に乳がんになった人がどうしてたかっていうと、オンコタイプの検査なしで
治療してきたの。自費で45万円くらいかかったからね。ただアメリカでは全員オンコタイプを受けるっていう話は聞いたことあるけど。
でもこの数字(私の最終結果の数字を見て)でしょう?私だったとしてもやらないわ。
こういうのが聞きたかった!!!!
私の執刀医はとてもいい先生だし治療の選択肢はくれるけども、温存にしろ全摘にしろどちらにしなさい!と言うことはなかった。オンコタイプにしてもしかりで、やってもいいしやらなくてもいいと言う。もちろんどっちにしなさい!とは言えないのかもしれないけど、こちらは素人でわからないことだらけでどうしたらいいか毎日悩んでいるわけで、ある程度先生の指針が欲しかった。
私:じゃあpanick attackを起こしたホルモン抑制剤はどうしたらいいんでしょう?一応安定剤はもらいましたけど飲んではいないです。今では飲むのも怖いです。続けたい思いはあるんですけど。
先生:あなたは手術した時点で85%よくなったのよ。あと5%を放射線やらホルモン剤抑制剤でよくしようとしてるわけ。放射線は頑張るにしても、ホルモン剤に関しては治療のスタンダードではあるけれどQOLクオリティ・オブ・ライフを下げてまでやらなくてもいい。安定剤飲みながら生活したって、生活が立ち行かなくなるでしょう。いろいろ種類あるから、いろいろ試してダメだったらやめればいいよ。
なんか。。。。。。安堵が😂😂😂😂😂
胸につかえていたものが取れるとよく言うけれど、本当に何かが胸につかえていて(実際には何もつかえてないのだけど)いつも吐き気がしていたのに、先生からそれを聞いた途端、つかえがなくなったわ。病は気からは本当だよね。あと、治療はやっぱりDRとの相性が大事だよね。この先生に出会えてよかった。
主人の帰りを待って、オンコタイプをやらないことにした!と言うとびっくりしていたが、押し切った。
そうだね、俺は決断できるけど、君は多分抗がん剤やってもやらなくてもいいですよ的な数字になった場合、また悩んでパニックになるだろうからね。
さすが私のことをよく知っていらっしゃる。www
それからというもの、気分がよくなって体調も徐々に戻り始めた。
なぜ精神科に行くほど追い詰められたのか?と普通の精神状態に戻った今では不思議に思う。
でも一つだけ分かったことがある。
精神的に悩みを抱えている人は私の周りにたくさんいる。でもその人たちに心から寄り添えたことが一度もなかった。話は聞くし、うんうんってうなずいてあげることもできるけど、それが心からその人たちを理解しての「うんうん」だったか?というとそんなことはない。
でも、自分がそうなって初めてわかった。
思考がネガティブな方向にしか向かなくなるということ。
そんな思考回路じゃだめだ!ってわかっているけど、寝ても覚めてもネガティブなことしか考えられない。実際、夜中でも途中で起きて、起きた途端に「私はガンなんだ、どうしよう」と思ってしまう。で、そこから離れようと思っても離れられない。自分でコントロールできない感情。
鬱であれば鬱の原因を取り除けばいいって思うけど、がんって手術して取り除いても再発におびえなきゃいけないし、取り除けないじゃないかっ!!!一生離れられないじゃないかって思う。
思うけど、、、、、毎日生きてかなきゃいけないんだよね。生きるの難しいよね。きっと精神的に悩みを抱えている人たちってそうやって戦って生きてるんだよね。って初めて思えたよ。
今までわかってあげられなくてごめんね。って謝ったよ。ある人に。。。。そしたらその人も泣いてうんうんって言ってくれたよ。
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