The ultimate Spain bucket list③　to Granada　the power outage

トレドはマドリッドから汽車で1時間なのでマドリッドにホテルを構えておいてトレドまで１day trip することは全然可能。でも私たちはトレドの素敵なホテルに１泊！トレドらしい、品位を備えたゴージャスなホテルだった。マドリッドのホテルがなんせ高かったので、トレドのホテルは激安に感じたなあ。

早朝まだ暗いうちにタクシーを呼んでホテル前の広い道へ。（これは前の日からフロントにお願いして予約してもらっていた）日本でタクシーを予約しても不安にならないけど、スペインでタクシー予約って「本当にちゃんと来るかな？」っていう不安に駆られる。でもね、全日程で何回もタクシー使ったり、予約して来てもらったりしたけど、すごく時間通り。タクシードライバーは英語話す人もいれば、だめな人もいるのだけど、時間通りきちんとお金をごまかすことなく乗せてくれる。😁

いつだったかバハマに行ったときに、タクシードライバーの人が「僕たちは絶対にタクシー料金をぼらない。だってバハマは観光客で成り立っている国だし、タクシー料金で人をだまそうものなら観光客の人が来なくなっちゃうじゃん。だから僕たちは絶対しないんだ」と言っていたのを思い出した。

さて一旦マドリッドに戻ってグラナダ行の汽車に乗り換える。長距離列車だから食堂車があるつもりの私たち。オリエンタル急行とはいかないにしても、それなりに食堂車に期待して乗り込む。

おなかはペコペコよ。早朝出発だったから何も食べてない。車両と車両の間では一生懸命軽食を用意しているスタッフがいる。見た目は飛行機のギャラリーみたいな感じ。食事を運んでくるカートもまさに飛行機のあれと同じ。ってかさ～食堂車無いの？？？オリエンタルエクスプレスじゃないの～？🤣🤣

あまりにおなかすいて、車掌さんつかまえて、この汽車には食べ物買えるとこないの？？？と聞いてみた。そしたら予約客が先で、その後に買えるよと言う。予約が必要だったとは。。。。私たちとしたことが。。。。。😂😂😂

結局またまたどう考えても生ハムサンドイッチくらいしかなかったので、コーヒーだけ頼むことに。

あ～４時間ひもじかったわ～

さてアルハンブラ宮殿で有名なグラナダに到着。タクシーでホテルに荷物を置きに行く。

街のど真ん中に位置するこのホテル。なかなかロケーションがいい。トレドは古都の雰囲気１００％だが、こちらの町は賑やかでスペイン～！って感じがする。町中のレストランにテラス席があり、暑くない太陽が気持ちよく降り注いで、人々が食とおしゃべりで人生を楽しんでいる。これぞスペインでしょう！と言う感じ。

で、早速腹ごしらえでシーフードレストランへ。おいしく次々と平らげる私たち。するといきなりバシッと電気が切れた。あれ～停電か～スペインって電力の供給不安定なのか？？などと思いつつまだ食べる私たち。支払いの段階になってようやく何かがおかしいと気が付く私たち。なんでもこの店だけじゃなく、町中が停電してるという。まあでもスペインのお天気はとってもいい。お日様もピカピカ輝いてるし、停電だとてさして問題はなさそうに見える。でも一旦ホテルに行って状況を把握すべく寄ってみると、停電なのは町だけじゃなくスペイン全土とポルトガルの一部もそうだと言われる。え～！！！なに！！！？？？戦争でも起こった？？？？と本気で思った。理由を尋ねてもI don't know nobody knowsと言われるだけ。

次の私の質問は、do we still have hot water????いやだってそうでしょう！シャワーできなくなるじゃん！するとfor now yesだって。やだ～こわ～い！🤣🤣🤣でもシャワーをすることなくそのままマーケットにお買い物に行く私たち。ｗｗｗ

街ではＡＴＭに地元民が群がっている。落ち着いて考えてみると、確かに停電だとクレジットカードが使えなくなるかもしれない。うちらの手持ちは２００€。友人たちは１００€。まあ３００€あればご飯食べられるか？と言う結論だったけど、問題はいつまで停電が続くかわからないじゃん！と言うこと。コンビニやスーパーでは人が群がって水や食料を買いあさり始めている。カードが使える店もあってまあ一安心ではあったのだけど。（多分端末が充電式だったのかな？）

それでもやはりもう少し現金を下ろしておくべきか？とも思いなおしてＡＴＭを探してみたけれど、もうすでにＡＴＭはストップ。じゃあと思い両替所へ行ってもストップ。お姉さんにwhat is happening?と聞いたけど、相変わらず I don't know なんだけど、なんとなくcyber attackかも～とは言っていた。４人で情報を集めるも、esimが３人、一人はアメリカのプロバイダーを使っていて、まともに携帯の電波が切れずにいるのは私のesim.　切れないでくれるのはいいけど、情報がない笑

結局、この日に計画した通りに予定をこなすことにした私たち。

そして次の瞬間に起こったことが、悲劇よ～

続く