The ultimate Spain bucket list⑩ Helsinki
私と主人だけタクシーでバルセロナの空港に向かう。ニューヨーク行きに乗る友人夫婦とはホテルで
お別れ。スリとかいろいろあったけど、気候は最高、ずっとウキウキでいられるスペインに魅せられて、仲良しの友人夫婦と駆け巡ったスペインにバイバイだわ。とても名残惜しい。たいていの場合、一度行ったところにはもう行かなくてもいいと思うのが私たち夫婦の常。世の中にはいきたい場所がありすぎるので時間とお金があるのなら、別の場所に行きたいのよ。でもスペインはもう一度同じところを回ってもきっと飽きないだろうと思わせる何かがあったよ。
さてここからは私が頑張らなければ。
今までは英語ができる友人二人がいたから大丈夫だったけど、これから言語に関しては自分しか頼る人がいない。
飛行機にのって乗り継ぎ地のヘルシンキに向かう機内で中学生と話した。トイレに長い列ができていて、私も列をなしている中学生軍団と一緒に並んでたんだけど、私に下がれ下がれ!と言いたいらしい。ただ私はスペイン語が分からないのでなんだろうなあと思っていたら、英語のできる中学生がカートが通るからいったん後ろに下がってくれと言う。それがbreak the iceになって話してみると、中学生軍団は今からヘルシンキにホームステイをしに行く軍団なんだそうだ。とても楽しみだ!と言っていたかわいらしいスペインの女の子たち。英語が話せなくてもほかの子たちもリスニングはできるようで4,5人でしばらく話をしていた。中学生でスペインからヘルシンキにホームステイに行くなんてなんか素敵すぎるっ!もちろんEU圏に住んでいれば当たり前のことなのだろうけど、私にはすごく新鮮だった。ヘルシンキに着いて、ヘルシンキの空港内を歩いているとさっき話した女の子たちがバイバイ~と手を振る。いつから私は子供に簡単に話しかけられるおばさんになったんだ???不思議すぎる。。。。。笑 何はともあれこの子たちに明るい未来がありますように祈らずにはいられなかった。
さてヘルシンキでは9時間の滞在予定。7時間くらい街に出て観光して、深夜便で日本に戻る予定だった。スペインからは同じEU圏内なのでそのまま問題なく出られる。ちょっと心配だったけどなんの問題もなさ過ぎて拍子抜け。そのまま下調べしたようにゲートを抜けたところに手荷物を預けて身軽になって地下鉄へ。そしてホームにある券売機で一苦労。wwww
いくらやってもうまくいかないのよねえ~電車のチケットが買えない。クレジットカードを通そうとしても、現金を入れようとしてもうんともすんとも言わない自動販売機ちゃん。でもまあこれも下調べしてあって、このチケットマシンよく壊れているそうで、やっぱり噂通り壊れてるのかなあと思って周りに「how do I buy tickets, do you know?」と聞いてみたり。笑 でもね、みんなが英語話すわけじゃないんだよ~体感だとフィンランドは半々かなあと思ったよ。
どうしようかなあと困っていると、ここで英語はできないけどとってもstreet smartな主人があっちの券売機でカード使える!と教えてくれた。主人はこういうのが大得意。周りが見えているというか、感が働くというか。で、無事地下鉄のチケットゲットして電車に乗る。でも電車に乗ったはいいけど、不安!!!!!英語表記どこ行った!?????ニューヨークと違って日本みたいにちゃんと電車内の表示板は正常に作動しているから次の到着駅とかもわかるんだけど、こんなに言語が読めないって人を不安にさせるっていうのが初めて分かった!今まで行ったことのある国で英語表記がない所がなかったから、本当に始めての経験で不安しかない。笑 でもここでも主人大活躍。大丈夫。Gマップ上でちゃんとヘルシンキの駅に向かってる線路上にいるから大丈夫だよっ!と言われとりあえず安心する。
ほどなくしてヘルシンキ駅到着。で、寒~い!地元民みんな冬のジャケット。私スペインの続きの軽いジャケット。笑笑 寒いけどまだ外は歩けるぐらいかな。まずはサーモンスープにありつきたい私たち。一生懸命歩いて散策しながらサーモンスープのお店へ。でもね、ヘルシンキって週末楽しめない感じ?お店は早く閉まるみたい。なので目指したお店のサーモンスープにはありつけなかった。でもお隣のお店に聞いたらあるよ!というのでそちらで。まあおいしかったさ!ディルがよくきいている!24時間空いているスーパーは後に行くとして、早く閉まりそうなところから徒歩で見学。なんかね、いい言い方をすれば平和な街。悪い言い方をすれば特にすることのない町。なので何をしたいかなんだろうね。いい町だとは思うけど、観光客にはちと退屈すぎる感じはする。季節がよくて、自然が好きで、公園の散歩が好きならヘルシンキは最適だと思う。
歩き疲れて、途中休憩中にメールをチェック。すると航空会社からメールが入っている。何だろうなあと思ったら欠航案内!欠航って何?遅延じゃなくて欠航?しかもパイロットのストライキ!?は?何それ!
私たちの便は深夜便だったので欠航になるとホテルが必要になってくる。観光もほとんど終わっていたし(というかあまり何もすることがないので)とりあえず空港に戻ろう!と言うことで空港のカウンターで事情を聴くことにした私たち。きっとカウンターに人が押し寄せているんだろうなあ。。。と思いつつ空港へ急いだ。
続く
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