ニューヨーカーの日本旅行Mt Fuji day 1 and 2 mountain sickness
私たち夫婦の目標は7合目まで。mission accomplished!!!
息は吸えてる感じがしないが、動かなければ大丈夫。歩き始めると途端に息が切れる高度ではある。
でも歩かなければ大丈夫なので、もう少し登れる気がして、上ることにした。
7合目には山小屋が6、7軒あるのだが、これから先は1軒ごとを目標にして行こうと思った。
これが山を知らない私たち夫婦の大失敗。
富士山は上りと下りのルートがあって、下りのルートに出るためには頂上まで行かないといけない。
7合目までは登山道が広いので、上りも下りも自由だ。
だから私たちは自由が利く7合目で降りるべきだった。。。。
だって7合目から先はこういう岩場をただひたすら登っていくのだから。。。。
見ての通り、上りの一方通行。笑
結局、この岩場を少し歩いて7合目2軒目の山小屋まで行って下山することにしたのだが、上りの人が多すぎて降りられない。。。
私たちが悪いのだけど、そんなこと百も承知なのだけど、これ以上先には体力的に無理。行けない。
もしかしたら行けるかもしれないけど、体力が残っていて元気なうちに下山すべき。
一方通行なのはわかっているけど、すいません!申し訳ありません!通してください!
と頭を下げながらこの岩場を下山。みなさん、ごめんなさい。。。
7合目から下はゆっくり下山することができたけどね。
下に行くにしたがって、空気が吸えるようになってくるのがわかる。
上を見上げると、雲行きが怪しすぎる。
マジか!何だこの雲!
富士山は天気が変わりやすいとは聞いていたけど、これはひどい。
きっと娘たちは思いっきり雨に降られているだろうと思うと、かわいそうだ。
あの行列じゃ、行くところまで行かないと、カッパも着れないだろう。
ちょっと心配。
さて私たち夫婦の方は、のんびり下山。
こんな雲。すごくない?何これ?
空気が吸えるという事がこんなに素晴らしいとは!笑
喘息だった頃、同じようなことを思ったことがある。
24・7意識しないで息をするけど、喘息になると息もできない。
空気が吸えるってありがたいね。
8年前にアメリカで買った登山用のパンツも初めて役に立ちました!笑笑
優れモノだった!靴に石が入らないように工夫されているパンツ。
ショーツにもなるし、ポケットもたくさん!
私たちはそのままご贔屓の東横インにチェックイン。
なんと!大浴場とサウナがある東横インだった!さすが富士山のふもとにあるだけある!
下から富士山を見上げると、頂上まで明かりが灯っている!
これにはビックり!
というのも、バスで5合目から駐車場まで戻ってきた時、夕方になってもその時間から五合目に行こうとバスに乗り込む人たちがたくさんいて、なんでだろうね?なんて言ってたんだけど、これだ!
この人たち多分、一気に夜通し歩いて、ちょうど頂上に着くころにサンライズが見えるんだろうなって。
だからこうして道が照らされているのかも!
さて、娘たちは無事一番高い所にある山小屋に到着。連絡はFBで笑笑
彼女達、ポケットWIFIを持っているのでこれが可能。
WIFIが使える山小屋もあるらしいよ。
後で話を聞いたところによると。。。。
私たちと7.2合目のあたりで別れた後は、ひどかった。
もう8合目までずっと(一番上の写真のような岩場)あれを登っていく。
さすがにニューヨーカーも厳しくなっていったらしい。
この頃には娘の肺が痛くて、酸素を吸ってもダメだったそうだ。
肺というか胸が痛いという経験がないので、心臓発作でも起こしてるのか?と思ったという。
8合目まで行くと、道は若干まともになるが、ジグザク道が続くらしい。
一人、また一人と、人(グループ)は宿泊先の山小屋に到着していくので、いなくなっていく。
でも彼女たちは一番上の山小屋にたどり着かなければいけないから、ジグで止まり、またジグで止まる。
(これを説明する娘の英語が面白かった。ジグザグなので、ジグで止まってまたザグで止まると言うのかと思ったら、ジグで止まってジグでまた止まると言う言い方をしてた)
この頃には娘の口からもカスワードだらけだったとさ!笑
ようやく八合五尺にある山小屋到着。すぐにご飯を食べることができたそうだ。
サラダ、ハンバーグ、お茶。(宿泊代に込み)
中はこんな風で、娘たちの到着が早かったおかげで、わりと自由がきいたらしい。
みんな到着して寝る時間になると、こんな感じ。笑
娘の旦那さん、眠れずにFB投稿。笑笑 僕らはイワシのようにくっつきあって寝ている。。。大笑
これものちに聞いたのだけど、夜中の1時半ころからアラームをかける人がいて、疲れ切って起きられないもんだから全然アラームを消す気配のない人がいて迷惑だった。とか、トイレが最低!とか。笑
トイレに関しては、ちゃんと洋式のトイレのある山小屋しか選ばなかったのだけど、一番上にあるせいかな?逆流していたと言っていた。
さて、夜中の2時過ぎ頃の写真。↓
一番上の山小屋なのに、下を見ても上を見てもヘッドライトの行列が。。。
一体何時から登山してんだよ!!!と叫びたかったらしい。大笑
そして最後の難関!サミットへ!
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